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クイナ

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ツル目クイナ科
【和名】クイナ
【学名】Rallus aquaticus(LINNAEUS1758)
レッドデータリスト
埼玉県カテゴリー=(越冬鳥)絶滅危惧類
全国カテゴリー=−

本州中部以南で繁殖し、本州中部以北で越冬する。ヨシ原等の湿地や水田に生息する。
【形態】ヒメクイナとは本種の方が大きく、嘴が長く赤いこと、ヒクイナは体前面 が赤褐色であることで区別できる。
【分布】冬鳥として県内の低地帯から台地・丘陵帯にかけての水辺地に分布するが、近年確認記録の減少が著しい。
【その他】河岸や池沼のヨシ原、休耕地の放棄地のある水田等の湿地環境に生息する。警戒心が強く姿を現すことが少ないため、生息確認は困難である。埋立や護岸工事、圃場整備等により、生息地であるヨシ原や泥湿地等が減少している。
(以上、埼玉県レッドデータブック動物編2002より)

 警戒心が強く、水谷田んぼのヨシ原や休耕田では以前から越冬していたのかもしれないが、柳瀬川まで出て来ているのが確認されたのは97年10月27日が初めて。これも川岸の草を刈り残している効果 かもしれない。
その後、柳瀬川と新河岸川の合流点で2001年1月2日と4月14日にも目撃記録がある。
昆虫や小魚の他、草の種子などを食べる。
1997年10月、柳瀬川で撮影。

写真/文責:毛利

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