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河童のつづら辞典

河童のつづらのキーワードについて説明しています。

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河童のつづらのいきさつ
河童のつづらの歩み

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かっぱ 【河童】

子どものようなすがたをしていて頭の上に皿があり、背中には甲羅があると言い伝えられている。
日本各地の川や池、沼にすんでいるらしいのだが最近は発見されていない。
むかしの志木にもすんでいたらしく、いくつかの河童伝説が残っている。
柳瀬川にすんでいたいたずら者の河童は、馬にいたずらしようとしてけがをし、弱っているところを村人につかまったが、宝幢寺(ほうどうじ)の和尚に助けられたそうである。
そんな河童の子孫かどうかわからないが、柳瀬川の河童さまが「志木まるごと博物館 河童のつづら」の名誉館長に就任したといううわさを最近聞いた。

 
 

柳瀬川の河童さまのプロフィール

 

 
 

つづら 【葛・籠】

ツヅラフジのつるで編んだ、衣服など大切なものを入れる箱形のかご。
のちには竹・檜(ひのき)の薄板で編み、上に紙を張って柿渋(かきしぶ)・漆などを塗ってつくるようになった。
昔話「したきりすずめ」の「小さいつづら」にはお宝がざくざくとつまっていることで有名。
というわけで、「つづら」といえば「お宝」。

おたから 【お宝】

たいへん大切なもののていねい語。
しかし、ある人にとってはつまらないものでも、ある人にとってはものすごいお宝だったりすることがしばしばあり、その基準はいろいろ。
河童のつづらでいうお宝とは、身のまわりの自然や文化遺産、知恵などの「地域資産」のこと。
選定基準は特になく、しいていえば、あなたや私たちが大切だと感じ、「できれば未来に伝えたいな」と思うもの。

まるごとはくぶつかん 【まるごと博物館】

大航海時代には、探検隊が命をかけて遠くに出かけお宝を発見しては持ち帰り自慢しあっていた。
まるごと博物館では、自分が住んでいる近所のお宝を発見し、「これはほっとけん」と、その場で一緒になって保護し自分のもののように自慢してしまう。
地域をまるごと博物館ととらえる「まるごと博物館」のそんな活動は、モノだけでなく人と人とのふれあいも大切にする、とてもフレンドリーな地域密着博物館。別名エコミュージアムとも言う。

 
 

日本エコミュージアム研究会

 

 
 

かわのまちしき 【川のまち志木】

人口70,000人、面積9.06平方キロメートルの埼玉県志木市には、荒川、新河岸川、柳瀬川の3本の川が流れている。また、江戸時代につくられた野火止用水は昭和40年にふたがされるまで志木市内を流れていた。
つまり志木市には、川にまつわる文化、川がつくった地形や自然がたくさんあり、まさに「川のまち志木」である。
ちなみに、1999年に市民参加でつくられた志木市環境基本計画でも、環境像を「人とひとが織りなす、川のまち志木」として、川を中心にしたまちづくりをめざしている。

 
 

志木市のホームページ

 

 
 

かっぱのつづら 【河童のつづら】

川のまち志木とその周辺で市民たちが勝手に始めた地域まるごと博物館(エコミュージアム)の名称。
地域の、とくに水にかかわる自然や文化遺産・語り部の方々を「お宝」と称して、どんどん「つづら」に詰め込んでみんなで自慢しあおうという、まじめに取り組めば壮大なプロジェクト。
2002年8月から細々と始められたが、少しずつ物好きな仲間が増えており、活動が表彰されたり、たまに取材を受けたりもしている。
河童のつづらがとくに好んで行う活動は、「お宝のつぶやき収集」と「お宝自慢」「おまつり」である。

 
 
 
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