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わたしの残したい志木の風景

絵・文 松本恭子

本町六丁目22「ケヤキの古木」

 

 もしこの地上に五月という季節がなかったとしたら、心和む美しい音楽も、絵画も、文学も生まれなかったかもしれません。森羅万象萌え出ずるこの五月の、とりわけ樹々の若葉はただただ眺め居るばかりです。人はこの美しさを伝えるため、色に沢山の名前を付けましたが、しかし、幾通 りの“みどり色”があろうと、言い尽くせないのがこの五月の若葉の色ではないでしょうか。

 本町六丁目22の三叉路に立つこのけやきの古木は、永い月日、行き交う人々を見守り、町の変遷を無言で見つめ、雄々しい姿で今なお四季の彩 りを楽しませてくれます。

 残したい志木の風景にと思うものの一つです。

(エコシティ志木通信第3号 1996年5月)

 

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