今年度最初の自然観察会が柳瀬川の河川敷にて行われました。朝9時、リュックを背負いノートを手にした親子連れや友達どうしの小学生達が賑やかに集まって来ました。参加申し込みの窓口や後援をお願いしている志木市立教育サービスセンターの柿崎所長さんの挨拶の後、早速、参加者40名を2つに班分けをして、それぞれにリーダーが付き観察会を始めました。
晴天の中、「ギシギシにも種類があるの?」「ムラサキサギゴケって可愛いクッテ本当にきれいだね」「スイバには雌花と雄花があるんだって」などなど立ち止まっては観察したり、質問をしたりしてなかなか前に進みません。
何回か「少しピッチを上げてください」の声が掛かりました。
アカツメクサに寄生した貴重種のヤセウツボや、ツバメの飛ぶ姿から名付けられたと云うセリバヒエンソウも見ることが出来て楽しい半日を過ごす事が出来ました。スタッフの皆さんは下調べの時のゴミ捨いや当日は朝早くからの野草の名札付けなどご苦労様でした。
〈追伸〉下見の際に話題になりましたニュータウン内の「ホウの木」の名札が付いているが紫の花が咲くこの木なんの木?は、その後田村さんの調べで北米産の「ポポー」という木であることが判りました。(武藤邦昭)
日時=04年4月25日(日)午前9〜11:30
案内=田村キミエさん 里見静子さん
参加者=40名
主催=エコシティ志木/埼玉県生態系保護協会志木支部
共催=志木市立教育サービスセンター
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