河童のつづら
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●07/1/27(土)・28(日)

埼玉県内一斉ガンカモ調査


カッパ伝説で有名な遠野のカッパ淵

 第2回「川の日」ワークショップ関東大会 準グランプリの副賞で岩手県遠野市まで行ってきました。

 民話のふるさと”として有名な遠野は、民俗学好きな私としては一度は訪れてみたい場所のひとつでした。(特にカッパ淵)
 遠野の街並みは、日本の原風景とそれに合わせたオシャレな作りが、こじんまりと溶け合ってイイ所でした。
 私は、昨年11月に開催した第2回「川の日」ワークショップ関東大会の事例紹介ということで、志木まるごと博物館”河童のつづら” の話をしました。
 ただ、遠野のように自然や歴史民俗、文化、観光資源等が沢山ある地域では、志木まるごと博物館”河童のつづら”の面 白さが残念ながらあまり伝わらなかったようです。”河童のつづら”は、自然や歴史文化に乏しく、自分が住んでいる地域に対して無関心であり、地元意識(アイデンティティ)の低い人が多い『都市近郊のベッドタウン』ならではの副産物なのかもしれませんね。 (伊藤智明)

■おまけ 遠野のおみやげ

 遠野市観光協会発行の「カッパ捕獲許可証」をおみやげに買ってきました。 ただ、今年3月までに、以下の条件で捕まえなければならず、かなり厳しいです。
<カッパ捕獲7ヶ条>
1.カッパは生け捕りにし、傷をつけないで捕まえること。
2.頭の皿を傷つけず、皿の中の水をこぼさないで捕まえること。
3.捕獲場所は、カッパ淵(※)に限ること。
4.捕まえるカッパは、真っ赤な顔と大きな口であること。
5.金具を使った道具でカッパを捕まえないこと。
6.餌は新鮮な野菜を使って捕まえること。
7.捕まえたときには、観光協会の承認を得ること。

遠野はとても河童に優しい所でした。

ワークショップ初日終了後に行われた民話昔語りの様子。
方言で聞くオシラサマなどの語りはとても温かかったです。

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