河童のつづら
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●04/6/26(土)お宝発見ツアー(16)

「新河岸川下流を歩く〜朝霞市上内間木地区〜」

おもに新河岸川の旧河道をめぐりました。志木市と朝霞市の市境となっており、環境がいいのだが、反面 産業廃棄物業者が集中する場所となったりして課題も多い場所でした。青々と育つ稲穂やカワセミの声が聞こえる新河岸川の旧河道添いの木立の間から、産業廃棄物業者の煙突が見え隠れし、路地を大型ダンプが行き交う。行き場を失った旧河道の水は青緑色に濁り、まさに都会の裏側を見るコースといえます。

日時=6月26日(土)午後1時30分〜4時30分
参加者=6名
コース=志木・宗岡第三小学校〜朝霞水路沈砂池〜赤野毛排水流末〜新河岸川旧河道〜新盛橋
案内=天田眞さん
主催=エコシティ志木/埼玉県生態系保護協会志木支部

▽写真をクリックすると拡大します
水塚 水田地帯 工事後の旧河道

▲志木市内の民家跡に水塚がある

▲環境センター用地に隣接する田んぼ ▲整備された旧河道
     
旧河道 丘の上 新河岸川
▲旧河道・自然いっぱいだが水質が心配 ▲旧河道沿いに造成された丘 ▲新河岸川
     

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 新盛橋〜秋が瀬橋へ抜ける道は以前よく走りましたが、新盛橋を過ぎたあたりから左手に竹藪が点在し、これほどの土地がなぜ荒地なのか不思議に思っていました。
 そこが世に言う川越夜舟の九十九曲がりの湿地帯、遊水帯であるとは全く知りませんでした。宮戸神社の崖道を下り宮戸橋を渡るとすぐ宗岡集落の自然堤防(江戸時代につくられた惣囲提のこと?:うきごりくん)に突き当たり、その間は狭い低地ですが、その下流は武蔵野台地と自然堤防との間が扇状に広がった低地で、洪水時の自然がつくった巨大な遊水地のように見えました。
 点在する倉庫、工場、住宅を見ると、この地帯は、河川の直線化を経て、その後もとどまることなく自然の大改変が進んでいるように見えました。(戸)

 
 

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