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マルタ マルタ マルタ

■03/8/10採取
場所:柳瀬川・志木大橋下流
全長:25cm
採取者:
採取方法:投網
撮影:毛利将範

■04/5/9採取
場所:柳瀬川・志木大橋下流
全長:19cm
採取者:毛利優介
採取方法:投網
撮影:毛利将範

■04/7/31採取
場所:柳瀬川・志木大橋下流
全長:18cm
採取者:
採取方法:投網
撮影:飯塚伸夫
     
マルタ マルタ  
■採取日:04/8/8
場所:柳瀬川・志木大橋
全長:10cm
採取者:
採取方法:投網
撮影:毛利将範
■採取日:04/8/8
場所:柳瀬川・志木大橋
全長:10cm
採取者:
採取方法:投網
撮影:毛利将範
 
     

マルタ

【コイ科】
Leuciscus (Tribolodo) Brandti
別名:マルタウグイ、マルタバヤ(志木市史・民俗資料編氈j
全長:40cm
埼玉県の絶滅危惧2類

海と川を回遊する。『志木市史・民俗資料編1』(志木市 1985)には「 東京の木場あたりからあがってきて、丸太(マルタ)のようなかっこうをしているからマルタバヤという」という記述がある。
【マルタとウグイの違い:04/8/11
●繁殖期(だいたい春)であれば婚姻色で、マルタとウグイは簡単に見分けがつきます.ウグイは体側に黒い縦帯が2本ありますが,マルタには縦帯がありません.
婚姻色がでていない時期の見分け方ですが,外見的にわかりやすいのは背鰭前方鱗数です.背鰭前方の背中に鱗が何列ある かということなのですが,ウグイは37枚以下,マルタは40枚以上なので,見比べるとマル タの鱗の方がかなり細かく見えます.
●「04/7/31」の背鰭前方鱗数は真横からのカットでは正確に計数できませんが,見えている範囲から推定すると35〜36枚程度で,多く見積もっても40枚にはなりそうもありません.従っ てこの魚はウグイだと思います.
ただし,37枚と40枚というのは目安であって,たくさんの標本をみると微妙に重なり合うかも知れません.変異の端どうしでは明確に区別 できな いかも知れません.従って,数個体まとめて検証することも必要だと思います.[瀬能 宏:神奈川県立生命の星・地球博物館

■以上のようなアドバイスを瀬能さんからいただきました。比較のために写 真はしばらくこのページに一緒にいれておきます(ウキゴリくん)