西原ふれあい斜面林

西原

にしはらの森から見えてくるもの

初めての観察会に参加した。
月2回の手入れには、数回参加している。昨日も手入れがあった。昨日の今日なのに、その変化にはびっくりさせられる。
昨日は緑だけだった野草の群落に、今日は何と白っぽいつぼみが頭をもたげている。たった一日で。その生命力の素晴らしさに「おっ!」と思ってしまう。
偶然私の目についた白いものを見たら、そのそばにイモムシがいた。灰色で赤っぽい点々が背中にあり、ツノもある。
天田さんに伺ったら「アカボシゴマダラの越冬幼虫」ということだった。食草はエノキ。3・4センチの小さな体で、今年のような雪ありの寒い冬が越せるのだ。つくづく生命の不思議を感じてしまう。
その他ジャコウアゲハの食草ウマノスズクサ、ジロボウエンゴサクなどの植物も教えてもらった。ただ緑の草と見えていたものが、名前を知ることにより私との距離が縮まり、緑の草の中から個々が立ちあがってくる。
「仲良くなれたなぁ」と思う。
自然は、こちらが働きかけないと決して幕が上がらない「劇場だなぁ」と思う。
皆さんも是非にしはらの森に足を運んで、皆さんの自然劇場の幕を開けてください。
        (竹野延枝)